新型コロナウイルスの流行状況についてとまたまた抗体検査を受けた話
- ブログ
全国で新型コロナウイルスの流行が急激に改善しております。
昨日の時点で東京都の陽性率は2.2%でした。
この値まで下がったのはなんと昨年の6月22日以来(2.3%)、つまり第一波が落ち着いた時以来の低い値ということです。第二波以降でここまで下がったことはなかったのです。この状況に非常の驚いております。
というのは第二波以降変異株など流行した影響か緊急事態宣言のみでは陽性率が十分低下せず今回の第五波は過去最悪の感染者数だったにもかかわずあっという間に陽性率がさがったということです。今までだと大体5%前後のところで減少が鈍化していましたのでこの驚異的にな状況にただただ驚いております。
ワクチンが普及した影響なのか自粛していることが良かったのか理由はわかりませんがひとまず下がっていることに関しては前向きに考えてもいいと思います。
また抗体カクテル療法も都内では150施設程度で治療が可能となっており、ワクチンと共に重症化を防ぐ対応の拡充が着々と進んでおります。第六波が来てもある程度の状況までは耐えうることができると思われます。あとは経口摂取薬やワクチンの3回接種などが進めばかなり状況は好転するのではないでしょうか。
さて毎月恒例の院長の抗体検査結果ですが
ワクチン接種後2か月目以降832→727→649と順調に?下がっておりますが抗体としては残っているため引き続き重症化するリスクは低いと考えます。また自然感染の抗体検査結果は今回も陰性でホッとしております。
最後にインフルエンザ予防接種ですがお陰様で順調に予約が埋まっております。医療従事者として一番最悪はシチュエーションが新型コロナウイルスとインフルエンザが同時に流行することなのでワクチン接種が可能な方は是非受けていただければと思います。