新着情報

連日新型コロナウイルス感染による死亡者の数が最多を更新しているニュースが報道されておりますが発熱外来としては患者数が下火になっている印象です。

当院でのPCRの検査数は年末と比較すると

検査数/コロナ陽性者/コロナ陽性率

12月3週　13/8/61.5%

12月4週　29/21/72.4%

12月5週　13/9/69.2%

1月1週　　7/4/57.4%

1月2週       18/8/44.4%

1月3週　　10/2/20%

といった具合で検査数も陽性率も軒並み低下してきております。しかしコロナの陽性率が低下するとともにインフルエンザの感染者が増えてきております。

検査数/インフル陽性者/インフル陽性率

12月3週　13/0/0%

12月4週　29/2/6.8%

12月5週　13/1/7.6%

1月1週　　7/0/0%

1月2週       18/5/28%

1月3週　　11/2/18%

さて、コロナとインフルエンザですが問診レベルでどちらかを見抜くことができるかといいますと全く見分けがつきません。当然診察でも特記すべき所見が無いわけでして正直検査するしかないかなあという感じになっております。

インフルエンザの抗原検査の陽性率は詳しくデータを取っていないのですが、以前の印象だと流行している時期でも陽性率は50%くらいなので2月の上旬くらいには流行のピークを迎える可能性はありそうです。

当院では今年200人以上の方にインフルエンザの予防接種を行いましたが、当院でインフルエンザ陽性となった方のほとんどはインフルエンザの予防接種を受けておりません。

今週からぐっと冷え込むのとスギ花粉が舞い始めているため風邪症状の方が増えることが予想されます。当院では引き続き動向に注意を向けながら診療にあたってまいります。

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