第6波収束のための3回目ワクチン接種の重要性 ~PCR検査結果よりわかったワクチンの効果~
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久々のブログ更新です。
第6波、収束しませんね。
コロナの陽性率は30%以下にはならず。感染者数もここ1か月は横ばい状態。
当院での3月以降の検査数/陽性者数/陽性率の推移ですが
3月1週 8/7/87%
3月2週 14/10/71%
3月3週 4/4/100%
3月4週 6/5/83%
3月5週 10/7/70%
4月1週 15/7/46%
3月は1、2月程の検査数ではありませんが陽性率は高いままでした。3月は結局38人検査を行い陽性率はなんと79%!!!先月の71%を上回る数値で収まる気配はまるでありません。
3月22日に蔓延防止等重点措置が終わってから検査数は増えておりますが陽性率はやや下がっております。ただし、今週は既に15件検査を行っており、陽性率も73%と上昇しています。また増えてくるのかと思うとぞっとします。
3回目のワクチン接種も46%とまだまだ十分とは言えない数値です。3回目のワクチン接種の効果ってどうなんだろうかと思い少ないサンプルになりますが当院でのここ3週間での発熱外来で対応した患者様のワクチン接種回数と陽性率の割合を調べてみました。
検査数/陽性者数/陽性率
未接種 12/8/67%
1,2回 18/14/78%
3回 10/3/30%
ちなみに未接種には11歳以下の子供が3人含まれていますので大人だけにすると
9/7/78%
になります。未接種&1、2回接種では陽性率は全く同じで3回目接種の場合は半分以下になっております。また検査数が少ないのも3回目接種の効果で発熱する人が少ないことを示していると考えます。データを見る限り3回目接種がコロナに有効であることは明らかです。
サンプル数は少ないですが思っている以上にいいデータが出ましたので今後も調べてみようと思います。
いずれにせよ第6波を収束させる一番の鍵は3回目のワクチン接種で間違いなさそうです。
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