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コロナワクチン3回目接種後の抗体価の推移

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ウクライナ情勢や物価上昇など生活に大きな影響を与える話が増えてきたお陰でコロナの話題もすっかり少なくなりました。

 

陽性率もようやく10%を切るくらいまで下がってきました。

 

当院でもコロナ陽性者をみる機会が極端に減りました。

 

5月の検査数/陽性者/陽性率は

 

26/10/38.4%

 

と全ての数値が今年で一番低くなっております。

 

感染者が下がっている理由の一つとして3回目のワクチン接種が進んできたことが考えられます。

 

現在12歳以上で66.7%、全人口に対する接種率も60.4%と60%を超えてきました。

 

当院での5月の接種回数別の検査数/陽性者/陽性率は

 

未接種 4/4/100%

1,2回     9/5/56%

3回   13/1/8%

 

と検査数は3回接種が最多でしたが陽性率は低いのは4月とは変わりありません。

さて今後3回目接種がさらに進み、高齢者が4回目接種を行うことで陽性率が下がる可能性は高いですが、問題は接種の効果はどの程度続くのかが気になるところです。院長も3回目打って半年近く経ちますのでもう抗体が下がっていてもおかしくはありません。

 

検査数は少ないのですが院長と当院スタッフの3回目ワクチン接種前後の抗体価の動きを調べてみました。ちなみに全員3回ともファイザーです。

 

接種前 1か月後 4か月後
院長 565 39100 22700
A 732 29400 10100
B 1120 13200 6370
C 697 14900 5720
D 372 6680 2310
E 1340 38300 16900
F 1160 16900 3590
G 905 16800 6310

単位:U/ml

 

抗体価に関しては接種1か月後と4カ月後では全ての人で4カ月後の方が下がっています。抗体価の値自体は平均で約40%程度になっています。しかし3回目ワクチン接種前に比べても高い値を維持しております。

 

このデータからは今後抗体価は徐々に下がっていく可能性が高く、ワクチンの効果が無くなっていくのであれば再流行する可能性も考えられます。

 

とはいえ現状重症化する割合は低くなっており、過度に恐れる感染症ではなくなりつつありますのでワクチン接種と必要な感染対策を続けるだけでよいと考えます。

 

院長は6月末に採血してみようと思います。

 

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